医科研レポートREPORT

2016年3月1日
(作成者)野口なつ美 医師

ロハスシリカウォーターに含まれる成分について

シリカとは?

シリカ(Silicon)は二酸化ケイ素または二酸化ケイ素によって構成される物質の総称です。
地球の地殻の多くを占める成分であり、土壌や海水にも豊富に含まれます。
また、水溶性のシリカは身体を形成する上で必要な成分で、毛髪、爪、血管、骨、関節、軟骨、細胞壁などに存在し、体の土台を作り上げています。
とても大切なシリカですが、残念ながら体内では作ることができません。根菜類や海藻、貝類などの食材にシリカは含まれていますが、日頃の食事では十分な量のシリカを摂取するのは困難です。

シリカに期待される働きとは?

コラーゲンの生成にかかわり、肌の潤いと弾力をアップする

コラーゲンは真皮に多く存在するタンパク質で、お肌の骨格のようなものです。その骨格をつないでいるのがエラスチンという弾性の高い成分です。さらに、これらの隙間をヒアルロン酸などの保水成分が埋め尽くすことで、皮膚は潤いと弾力を保っています。
シリカは皮膚の主要な成分であるコラーゲンの生成と維持にかかわっているので、コラーゲンのあるところには、必ずシリカが存在します。また、コラーゲンやエラスチンなど、皮膚の弾力に欠かせない組織を束ねて、コラーゲンとヒアルロン酸をつなぎとめる働きもしています。
コラーゲンの密度が低下すると、シワやたるみの原因になるため、コラーゲンの密度を上げるシリカを摂取することが大切です。

ツヤのある髪や爪をつくる

シリカは体のあらゆる細胞に含まれていますが、特に毛髪や爪に多く含まれています。ヘアサロンではトリートメント効果を高める美容素材としてシリカが活用されていることからも、コシやツヤのある美しい髪にはシリカが不可欠であることがわかります。

カルシウムの吸収を助け、骨を丈夫にする

欧米の共同研究によって、シリカには骨を丈夫にする働きやカルシウムの吸収を助ける働きがあることが分かりました。骨粗鬆症の予防のためには、カルシウムだけでなく、シリカを一緒に摂取することが有用です。

血管をしなやかに保ち、動脈硬化を予防する

シリカは血管壁の弾力性を維持し、動脈硬化の進行を阻止することも知られています。血管に弾力があると血流が良くなり、余計な圧力が血管壁にかからずに済むからです。

免疫力が落ちないようにサポートする

アメリカで行われた動物実験の結果ですが、シリカが欠乏すると成長の遅延と免疫力の低下が起こりますが、その後シリカを再び投与することでそれらが正常に戻ったという報告があります。

炭酸水素イオンとは?

炭酸水素イオンは炭酸の電離によって生成される陰イオンです。身近なところでは、硬水や海水に豊富に含まれています。

炭酸水素イオンに期待される働きとは?

激しい運動やストレス、紫外線などで発生する、老化や病気の原因となる活性酸素の働きを抑制することがわかってきています。また、疲労の原因である乳酸を中和して疲労回復を早めるだけでなく、同時に多くの酸素が血液に送り込まれて血行や代謝が良くなり、「肩こり」や「冷え性」の改善も期待できます。

サルフェートとは?

サルフェートはマグネシウムなどのミネラル成分と硫酸基が結合してできた硫酸塩です。じゃがいもやブロッコリーなどの食べ物や、人間の体にも存在します。また、ヨーロッパ産のミネラルウォーターや、日本製のミネラルウォーターの中でも温泉水を源泉に持つものなどにも含まれています。

サルフェートに期待される働きとは?

体内から有毒物を排出する作用、新陳代謝を高める作用、利尿作用、便通をよくする作用などがあります。二日酔いや悪酔いの原因となってしまうアセトアルデヒドを体外へ排出する作用もあります。

マグネシウムとは?

幅広い細胞の反応に必須なミネラルで、生体において300種以上の酵素反応に関与しています。マグネシウムを多く含む食品としてはナッツ類、魚介類、豆類などがあります。

マグネシウムに期待される働きとは?

カルシウムと共に骨の健康に必要なミネラルでもあり、カルシウムの作用と密接に関与しています。また、マグネシウムが欠乏すると、神経疾患、精神疾患、不整脈、心疾患などが起こる可能性があります。

カルシウムとは?

体内で最も量の多いミネラルであり、その99%は骨および歯に存在しています。カルシウムを多く含む食品としては、乳・乳製品、魚介類、大豆製品などがあります。

カルシウムに期待される働きとは?

骨と歯以外に存在する約1%の少量のカルシウムは、血液凝固や心臓の機能、筋収縮などに関与し、体内で重要な役割を担っています。また、長期に渡ってカルシウムの摂取量や吸収量が不足すると、骨粗鬆症を引き起こしてしまします。

カリウムとは?

カリウムは必須ミネラルで、自然界に広く分布しています。野菜、じゃがいも、果実に豊富に含まれています。

カリウムに期待される働きとは?

生体内では主要な陽イオンであり、大部分は細胞内に存在し浸透圧の調整、筋収縮や神経伝達などに重要な役割を担っています。血圧を正常に保つ作用や、筋肉の働きをよくする作用が知られています。